情熱大陸「別府史之」

fuga_chi2006-11-20

見終わったとき、胸に迫るものがあった。パリ〜ツールでアシストの果てボロボロになった体で一人まっすぐな道を進む映像、涙が出そうになった。
自分がロードレースを見ているのは、選手一人一人の個性に興味を持ち、彼等がボロボロになりながらも栄光をつかむために走り続ける姿が好きだから、だと思う。今回の情熱大陸を見て、その想いを確認できた気がする。
馴れ合いのような質問が繰り返される取材ではなく、時間をかけてロードレーサー別府に張り付いたが故に出来た映像、これから何度も見返すことになると思う。
ロードレースの紹介で、全27戦を転戦すると紹介されていたり、時々?と思うこともあったのは確か。でも、そんなことは些細なこと。レーサー別府の素顔に迫りたいという取材者の気持ちは伝わる作りだったと思う。実際に彼の素顔に迫れたのかどうかは分からない。でも、きっと別府選手自身にとっても、情熱大陸の取材期間はきっと何か残るものがあったのではないだろうかと思う。


時間をおいて、もう一度見てみようと思う。