ありがとう

正直パソコンを開く心境ではありませんでした。あまりにも身の回りがゴチャゴチャしてきて、ヒステリックになっているような状況で。とても落ち着いた文を書けると思えなかったし、とにかくささくれだった、とげの生えたココロに対して対応する術も思い浮かぶ状況ではなかったので。嫌なことを頭の中でリフレインさせて、電気が走ったようにビクッビクッと何かに怯えるような時間の過ごし方しか出来ない気がしていたので。
でも、家族がそれを変えてくれた。別に何かした訳じゃない。話をしたわけでもない。ただ、ご飯を作ってくれた。無理に食べなくても良いよ、と言ってくれた。みそ汁飲んだら、気持ちがとても楽になった。中に入ったほうれん草の端っこ、根っこみたいな部分のちょっとした食感が嬉しかった。とりあえず自宅で一人悶々と抱え込んでも仕方ないことを、こういう状況の時って分かっていても繰り返し繰り返し自問自答してしまう。でも、そのリフレインがすこしづつ薄まっていく。家族のパワーがありがたい。
家に帰るまで、「このまま消えてしまいたい」と正直ちょっと思いました。cheeseくんごめんなさい。どうしても、状況打破の力が自分に足りないとき、こういうことを考えてしまう人間です、自分は。でも、そんな自分にいつも通りに接してくれることが何より心のコリをときほぐしてくれる。
問題の解決には何にもなっていません、今は。でも、とりあえず一日一日、ちょっとずつでも何か出来ることをしないと。それはしっかりと睡眠をとることや、食事をとるとか、直接問題解決にならないごくごく当たり前の、生活上必須なことでも良いと思う。そういう風に気持ちを切り替えてくれた家族に感謝。
心からありがとう。