昨日感じたこと。

自分は強くない人間なので、何よりもまず環境に左右されやすい。周りがキビキビと動いていれば自然と自分の背筋もきちんとしてくるし、周りがだらけているような雰囲気になれば同調してしまう、そんな弱さがあります。基本的にマイペースに生きようと考えているけれど、つまりマイペースを崩されやすいタチだ、というわけで。これは仕事などのフォーマルな場面、自宅の中のようなプライベートな場面の両方であり得ることな訳で。

自分の仕事の管理状態も、周りからの影響を受けやすいというか。仕事量が多くなると必然的にテンパるし、不安感が増幅する。逆に仕事がある程度整理がついていて余裕がある時でも、周りがキビキビしていれば自分から何かやるべきことを探す意欲が湧くというか。要するに、流されやすいということで。

そんな自分も、昨日は完全に自分のペースで仕事を管理しきったという実感がある。これは嬉しい。特に仕事納めだったので、妙にやりきった感がある。もちろん課題は沢山残っているし、不安材料もたくさんある。考え込むと年末をゆっくり過ごせないような気分になりかねない部分もある。でも、とりあえずそういうのを一端自分のココロの引き出しにしまって、休みの期間中はすっかり忘れることができるような、そんな仕事納めを迎えられた。


そういう気分をさらにアシストしてくれたのが、夜行った床屋と喫茶店
床屋では、スタイリストになりたての方がカットをしてくれた。凄くやる気があって好感が持てたけど、肩に力が入りすぎてたように感じた。カットが終わる頃には、ちょっと話すのに疲れてしまうような、そんなテンションでこられてしまったのだ。客の様子を見ながら、話を出し入れするツボを押さえて仕事しないと、美容師さんは難しいと思う。やる気だけではダメなんだな、と思った。
やる気があるのはもちろん大切だし、何事においても大前提になることだと思う。けど、力の抜きどこを理解していかないと、まわりの人が対応するのに疲れてしまうようなエネルギーを発散し続けるような、そんな雰囲気を持ちかねないモノだと思う。何事も押したり引いたり。特に会話のスキルが必要な美容師の方達を見ていて、そう思った。自分にも重ね合わせて考えると、とても勉強になるように思う。
前述の「マイペース」話にリンクさせて考えると、お客のペースを早い段階で感じ取る能力、これこそが美容師さんに自分が求める第一の能力かな。カットのスキルも大事だけど、自分はまず床屋に行くのは「リラックス」したい、という目的がある。喫茶店に行ってコーヒーを飲むのと同じ。そんな目的をもった客にとっては、お客のペースをしっかりと感じ取ってくれる美容師さんはとても心地よい存在なのだと思うわけです。


それから喫茶店。カットした帰り、コーヒーを飲みに食事もやっている喫茶店に寄った。居心地良くて1時間以上一人でいたかも知れない。雑誌を読みながら、ゆっくり食事し、食後のコーヒーを楽しんだ。かかっている音楽も自分好みだった。YMOの君に胸キュンや、シュガーベイブダウンタウンなどのカバーを女性ボーカリストが歌っているCDがかかっていた。凄く居心地の良い空間だったと思う。また今度時間を見つけて行きたい。今度は甘いモノを食べに行こうっと。


仕事終わりで床屋に行き、そのあとでの喫茶店だったので思っていた以上に遅くなってしまった。正直ビックリした。ずいぶんゆっくりしてしまったな、と。まあ仕事終わりの日だったし、こういう締めくくりも良いのではないかな〜と思った。
ただ問題なのは、出かける前微熱があったcheese君が、帰ったら熱が上がっていたこと。仕事が終わって帰る時、いろいろと食べ物を買って帰り、食べさせた。食欲もあり元気だったので寝ていれば治りそうだな、と思っていたので、cheese君を寝かせて床屋に行き、その後ゆっくりしてしまった(=喫茶店で食事という選択肢を選んだ)。これにはとにかくcheese君ごめんなさい、と言うしかない。申し訳ない気持ちでいっぱいです。反省。