言葉の力

決して現状に悲観しているわけではないし、憂鬱な気持ちが溜まりすぎて自分のココロが決壊寸前というわけでもない。ただ、今自分の置かれている立場について、ひどく不安感を覚えたり、自身の無力感からなんに対してもやる気を見いだせないような気がしてくるような瞬間がここのところ時々ある。
ただ、帰宅して家族と過ごしていると基本的にそういったこととは離れたところに自分を置いておくことが出来るように、昔に比べたらなってきたと思う。だからこうやって毎日ネットを見たり、時間があればゲームしたり。ここにこうして自分の言葉をつらつらと書いていられるのも、そういう環境が今自分の周りにあるからだ。
それでも、煙突にススが溜まるように思考回路は汚れていって、何がなんだか分からないまま日々を過ごしてしまっているような状況に陥ってしまうこともあるモノだと思う。どうしたって調子の上げ下げのようなものはあるし、運が向くときもそうでないときも、どんな人にもあると思う。
今、自分は家を一歩出たとたんに脳みそにススがくっついて、ボンヤリした視界のままいろいろなモノを見ているような感じかもしれない。雨がちな最近の天気と同じように、曇りがちなことには違いない。

そんなすっきりしない毎日に身を置いていたこともあって、今日、なんとなく見ていたページで、気持ちがすとんと落ち着くような文に出会えたのが嬉しかった。安藤裕子さんの9/4付けの日記(http://www.ando-yuko.com/myroom/bedroom/index.html)だ。気持ちの浮き沈みが激しいときは特に、言葉のひとつひとつにとても大きな力を感じるモノだと思う。その力は時にネガティブな働きを見せたりするし、逆に今日自分が感じたようにとてもポジティブな力となって不思議な安心感を与えてくれたりする。

今日はいろいろとても大変で、明日を迎えるのがちょっといやになりそうだったけど、言葉の力を借りて少し気楽に眠ることが出来るかもしれないな。