ゲド戦記@シネマ

久し振りにスクリーンで映画を見てきました。レイトショーだと安いのでいいですね。
で、ジブリ最新作のゲド戦記。マスコミがハウルの動く城の時ほど騒いでないような気がするけど、実際どうなんでしょうかね、動員とか。まあ、興行収入とか、世間的な評判がどんな感じなのかちょっと分からないけれど、特にニュース検索とかせず、さくっと個人的感想をまとめます。
どちらかというと、パンチにかける作品だったような気がする。わくわく・どきどきみたいな高揚感はあんまりない。けれど、物語全体をとおして伝えたいメッセージを、制作側が絞って作ったような印象を受ける感じで、個人的には好きです。分かりやすいというか。
ところでアニメ映画で演出とか監督とかってどのような役割・影響を作品に及ぼすんでしょうか。いわゆる実写映画だとカメラワークとか映像の切り貼り・場面変化とかで監督や演出家の個性を打ち出せるような気がする、というか自然と個性がにじみ出てくるような気がするけれど、アニメだとどうなんでしょうかね。今回監督が宮崎監督の息子さんだけど、絵柄とか特に変わった印象とか無いし、宮崎吾朗カラーっていうのはどういう部分でわかるもんなんだろう。アニメ映画の監督さんの仕事ぶり、気になるなあ。