リンダリンダリンダ

面白い映画でした。出演者は皆個性があって、でも出しゃばった感じがしなくていい力加減。見た後になにか残るような映画かってことになると、特にそういう印象はなかったけど、高校生ならでは、って感じのやりとりや勢いがいろんなところに発揮されている感じが好印象だった。
出演者にも気になることがいくつか。主演のソンさん役のペ・ドゥナさん。横顔がインパルスの板倉俊之に見えて妙に気になった。恵役の香椎由宇。とても綺麗だった。今までそんなに印象に残っていなかった役者さんだけど、今回この映画でしていた感じの髪型、好きです。かなり存在感がありました。
で、この映画で一番ビックリしたのは湯川潮音。劇中で突如結成された4人組バンドの前身でギターを担当していたけど、怪我をしたために仲間の間に亀裂が入ってバンドは空中分解…ここからストーリーが始まるっていう設定の中で、その引き金となったギター担当のコ役だった。ひょんなことから劇中に歌うシーンがあるんだけど、マジビックリした。なんで役者さんがこんなに歌上手いの!ってこの映画で最大の驚き。で、終わった後調べたら有名なシンガーなんですね。知りませんでした。彼女の歌唱力を上手くストーリーにねじ込んだ感じ、好きです。なにより彼女のことを知らなければ、みんなあのシーンはビックリするだろうし、そういう演出はいいですねえ。なんちて。

次は電車男下妻物語です。