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ただ待つことでしか対応が出来ない悩みをそばにいる人が持っていた時、自分はそれを自分なりの理解で構わないから、分かち合っていたい。


1ある悩みを、打ち明けることなく耐えることが出来たとしたら、悩みの全体量は1のまま。仮にそれを打ち明けたとしても、等分に出来るようなものではない。0.5と0.5に出来たら、それは楽になるものだ。でも、結局は悩む人が増え、1ある悩みが1と1とになっているわけだ。悩みの全体量は2になっている。


そうなるくらいなら、言わないでいよう、と思う考えも、一理ある。理解も出来る。でも、自分は、例え解決出来ないことが分かっていて、同じ悩みの量を持つだけだったとしても、聞いておきたい。考えてみたい。それが、そばにいる人の悩みだから。


そばにいる人だからこそ、の発想なんだろうと思う。いろんな人の悩み相談ばっかりしていたら、身は持たないことは明白。でも、やっぱり「本当に」そばにいる人だからこそっていう部分、あって良いんだと思う。


この一週間、自分は少しでもそれを体現出来ていたんだろうか。
ひとつ、山を越えた今思う。